参加者の棋力認定方法及びクラス分けについて

2024年2月8日
改正:2024年12月16日
高島平将棋クラブ

高島平将棋クラブにおける参加者の棋力認定方法及びクラス分けは以下の通り行う。なお、本会で認定された段級位及びクラスは本会独自のものであり、日本将棋連盟公認の段級位とはならない。(但し、日本将棋連盟指導員により段級位認定がされた場合は日本将棋連盟公認の段級位として認定する場合がある。)

高島平将棋クラブでは、現状、日本将棋連盟公認の棋道師範、または将棋指導員により指導を行っていますので、日本将棋連盟公認の段級位として認定いたします。

1.棋力認定方法

棋力認定は指導員による指導対局の評価又は会員同士の手合カードを利用した対局(以下「棋力認定戦」)における勝敗結果に基づき、以下に定める規定を基準とし、指導員又は事務局が判断し認定を行う。
なお、日本将棋連盟公認の段級位や大会成績等を総合的に勘案し昇段・昇級を行う場合もある。
また、原則として降段・降級は行わないものとする。

(1)棋力認定戦における勝敗結果による昇段・昇級規定

*いずれも、ひとつ前の段級位からの連勝・勝敗。(例:10級から9級への昇級条件は5連勝または8勝2敗となる)

段・級連勝・勝敗
15級~10級3連勝
9級~5級5連勝 または 8勝2敗
4級~1級7連勝 または 10勝2敗
初段8連勝 または 13勝2敗
二段10連勝 または 14勝2敗
三段12連勝 または 15勝2敗
四段15連勝 または 18勝2敗
五段18連勝 または 24勝2敗
  • 15級を最下級とし、最上段を五段とする。
  • 昇段(級)するまでの間の同一者との同日中における対局は2回を上限とする。同一者と同日中に3回以上対局を行った場合は3回目以降の勝敗をカウントしないものとする。
  • 昇段(級)するまでの連勝及び勝敗記録は、最後の対局日から1年を経過した時点で無効となる。なお、見学者の連勝及び勝敗記録は、見学した日から30日以内に入会申し込みがない場合は無効となる。(無効となった場合は0勝0敗からスタートする。)
  • 本会における段級位が未認定の者(以下「未認定者」)が行う棋力認定戦又は指導員との指導対局は、初回認定対局として扱い、いずれかの結果を勘案し指導員又は事務局が段級位認定を行う。なお、初回認定対局は数局行う場合がある。
  • 未認定者が初回認定対局を終えて段級位を認定された場合、その直後の対局は0勝0敗から開始する。(初回認定対局の勝ち数は、次の昇段(級)の勝ち数にカウントしない。)
  • すでに認定されている者(以下「認定者」)と未認定者による初回認定対局の勝敗は、以下の通り取り扱う。
    ・認定者の勝ち:認定者の勝ち数は0.5勝として取り扱う。
    ・未認定者の勝ち:認定者の負けはカウントしない。
  • 手合カードを使用した指導員との指導対局における勝敗は連勝及び勝敗記録としてカウントする場合がある。
(2)手合い割

棋力認定戦は対局者の段級位に応じ以下の手合い割により行うものとする。

段級位の差手合い割備考
1段(級)差下位者先手
2段(級)差香落ち左側(角のある側)の香
3段(級)差角落ち
4段(級)差飛車落ち
5段(級)差飛車香落ち飛車と左側(角のある側)の香
6~7段(級)差二枚落ち飛車と角
8~9段(級)差四枚落ち飛車と角、両方の香
10段(級)差六枚落ち飛車と角、両方の桂と香
【例1】8級と4級の対局

4級差・・・飛車落ち。
[4級が上手(うわて)となり飛車を落として対局する(8級は下手(したて)と言う)]

【例2】3級と三段の対局

5級(段)差・・・飛車香落ち。
[三段が上手(うわて)となり飛車と左香を落として対局する]

(3)手合カード

棋力認定戦の勝敗管理は、手合カードを基に指導員又は事務局が行う。

2.クラス分け

本会における段級位に応じ、ジュニア会員は以下の通りクラス分けされる。なお、クラス分けに応じ、名札の所定の欄にシールを貼付する。

クラス段級位等名札シール
Sクラス初段以上

Aクラス1~5級

Bクラス6~9級

チャレンジクラス10級以下

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※ 棋力認定戦は原則として同一クラス又は上下1クラスの間の者と行う。